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(この記事は商品に対してどうのこうのという記事ではありません。あくまで考察記事となりますのでご了承ください)

皆さんは茶のしずく事件というのは、ご存知でしょうか。ざっくりいうと2005年に株式会社「悠香」が販売した「茶のしずく石鹸」が人体に重大な健康被害をもたらしてしまったという事件です。

大ヒット商品だっただけに、被害人数が多く訴訟に発展しました。

※現在では問題なく販売されている同商品ですが、一度アレルギーを引き起こすとして厚生労働省での茶のしずく石鹸の注意喚起で現在でもサイト上で載せています。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/cyanoshizuku/

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茶のしずく石鹸って、真矢みきさんのCMじゃなかったかしら


あ

400人を超える被害者の数だったらしいね

原因は何だったのか

原因は、加水分解コムギにありました。これは何かというと、小麦のたんぱく質であるグルテンを水に溶けやすくするために酵素や塩酸などを使って、人工的に分解したものです。この加水分解コムギにアレルギーを引き起こしやすい物質を使っていたことが問題になりました。

小麦はアレルギーを引き起こすものとして、三大アレルゲンと呼ばれる、卵、牛乳、小麦のうちの一つに数えられるもので、これは重篤なアレルギー症状を引き起こす原因ともなるものでした。しかも、この加水分解コムギに加え、商品自体が逆さにしても落ちないもっちり泡ということで、二度洗いが推奨されていたため、更に被害を被る結果になりました。

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ただでさえ被害を受けるのにそれを重ねて使ったことで被害が上乗せされてしまったのね…


あ

小麦アレルギーは確かに良く聞くよね

安全性の確認防止が必要だった?

この商品は、ネーミングの「茶のしずく」というイメージとCMによって、販売個数4650万個という数字をたたき出しました。しかし、その現実の裏にこうした安全性に対しての問題が起きていたのです。

この商品を使って、被害となった人はもともと小麦アレルギーを持っていた人が発症したわけではありません。なぜこういったことになったのかというと、いわゆる人間の持つ免疫バリアを破壊してしまったことにあります。

人間には、皮膚や鼻の中など色々なところで、外界からのばい菌から身を守るように力が備わっていますが、この免疫バリアを破壊してしまうと、簡単に病気になったりしてしまいます。しかも、何回も使用することで確実に肌の免疫バリアを壊してしまい、一度小麦アレルギーを発症してしまうと、生涯それに悩まされてしまうことになるのです。

体の免疫システムを知る

こういった商品の欠陥は、いつの時代にも出てくるものです。人間が作ったものですからね。そもそもそういった商品を使っていなければ、この被害は防げたわけではありますが、これは知識があれば防げたのか。

人間の体というのは、簡単に免疫システムが入れ替わる働きがあります。

例えば、花粉症においても元々は、花粉の免疫があった人が準備段階を経て、花粉症に至ります。つまり最初からいきなり発症する人はいないのです。あまりにも国民病としての位置づけである花粉症ですが、実はこうした身近なものに対しても共通点が浮かび上がることになります。花粉症というのは、一度発症してしまうと、放っておくと治りにくい症状です。免疫システムが入れ替わっていますからね。

結論として、茶のしずく事件は、石鹸に含まれる成分が元々アレルギー症状のない人に、強制的にアレルギ症状を引き起こすという事件であり、これは私たちの判断では防ぐことはまず不可能です。

商品の欠陥が焦点ではない!?裁判の行方は

集団訴訟は2017年現在でかなり進んでいるようです。原告一人当たりの和解金は約150万円。和解金は約10億円。謝罪や被告らの法的責任は追及されることはありませんでした。

悠香側は裁判の弁論の中で、「アレルギーは体質や遺伝の問題であり、全ての使用者が発症するわけではない」「小麦アレルギーはパンを食べて発症することがあるので、アレルギー源としてはパンも石鹸と同様である」と述べ、商品の欠陥ではないと主張している
悠香wikipediaより

確かに人体の免疫システムというのは、「人によって異なる」というのは間違いありません。これはいわゆるアレルギーにかかりやすいかかかりにくいかにもよるのだと思います。自己責任という言葉が重くのしかかる事件となったのかなと個人的にこの事件を見て感じましたね。アレルギーというのは、今では世界的にかなり厳しくしているお店もあり、全体の方向としても自分のアレルギーは自分で知るという流れになっています。

自分だけではなく、お子さんがいる場合にもこうしたアレルギーに対する認識というのは、持ってしかるべきだと思います。

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